JR松戸駅×松戸市立中部小学校「駅をきれいにしようプロジェクト」

先日、松戸市立中部小学校6年生のみなさんが製作した横断幕がJR松戸駅のコンコースに掲出されました。
街の玄関口である駅をきれいに使っていただき、松戸の街を訪れる方々をお迎えしたいという思いの詰まった横断幕です。
松戸駅の改札を出てすぐ、多くのお客さまの目に入る場所に掲出しています。

松戸市は「子育てしやすい街」と言われており、松戸駅の周辺にも小学校や中学校が点在しています。今回「駅をきれいにしようプロジェクト」に参加していただいたのは、松戸駅西口から5分ほど歩いたところにある松戸市立中部小学校のみなさんです。

中部小学校の6年生に「駅をきれいにしようプロジェクト」に参加していただくため、サービスを担当する松戸駅員3名で中部小学校に伺い、カメラ越しではありますが授業をしてまいりました。
駅員の1日の仕事やお客さま応対のレベルアップを目指したサービス担当の取組み、松戸駅は松戸の街の玄関口であるということ、そして日頃、松戸駅員がきれいな駅でお客さまをお迎えするための取組みなどを紹介しました。

授業の後半では、児童のみなさんからたくさんの質問が飛んできて、松戸駅や駅員の仕事、常磐線に対する興味を伺うことができました。

「松戸駅の近くには、車両基地があり、緑色の車両がありますが、青色の電車は普段どこにいるんですか?」(駅員の心の声:青色…スカ色?え?E531系か)
「駅員さんはどんなごはんを食べているんですか?」(駅員の心の声:おっ、辛いもの好きだからね)
「Suicaの仕組みを教えてください」(駅員の心の声:し、しくみぃ?)
「運転台には何があるの?」(駅員の心の声:まかせて!元運転士だから!)

などなどここには書ききれない位たくさんの質問をいただきました。

そして授業の中で、残念ながら駅構内にゴミが落ちていることが見られることもお話しし、「駅をきれいにしようプロジェクト」の取組みとして中部小の皆さんには、松戸駅をご利用のお客さまに駅をきれいに使っていただけるよう呼びかける横断幕を作っていただくお願いをしました。

まずは松戸駅員による授業を受けて、横断幕に書くキャッチコピーを児童のみなさんに考えてもらいました。授業を聞いて各々が考えたキャッチコピーは80件以上!
「松戸の街の一員」として中部小のみなさんが熱い思いで考えたキャッチコピーから 「気持ちいい 松戸の玄関 みんなで守ろう」
「みんなで守る 駅のキレイは 一人一人の心がけ」 の2つを松戸駅員全員で選び、大きな紙に印刷し担任の先生に託しました。

中部小学校では「SDGsの時間」として、SDGs(持続可能な開発目標)の2030年までの17の目標の一つに掲げられている「持続可能なまちと地域社会」を実現するための第一歩として「松戸の街の一員」として何ができるかを考えて行動するという授業があります。
私たち松戸駅員だけでなく、松戸の街にいる大人たちに様々な話を聞いたりするそうです。
そんな地域のことを学ぶこの時間を使って、横断幕が作られました。
担任の先生によれば、地域の大人に頼られる経験は中部小のみなさんにとって、ワクワクするものだったそうです。
そして授業の中で紹介した多岐にわたる駅員の仕事内容に子どもたちが驚いたように、私たち駅員にとってはそのような授業があることが驚きでした。

私たち松戸駅員は「建物は古いけれど(現在改良工事中です!)きれいな駅を快適に使っていただきたい」と思っています。
そんな思いが中部小学校の子どもたちに伝わって、子どもたちが家族や身近な大人と一緒に駅に横断幕を見に来ることで、思いを繋げていってくれるでしょう。

常磐線に乗って、松戸駅にお越しの際はぜひこの横断幕をご覧ください!横断幕には書いていないけれど、「ようこそ!松戸へ!」という思いでいっぱいの横断幕でお迎えします。

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