アパートが科学館に!?「手作り科学館 Exedra」に行ってみました

「手作り科学館」と聞いてみなさまはどのようなイメージをお持ちですか?
なんとこちらの科学館、もとはアパートだったのです!

学生時代、理科の授業が好きで、今でもたまにYouTubeの実験動画を見てしまう担当I(ただし文系)は、思わず常磐線に乗って柏の街に足を運んでしまいました。
「手作り科学館 Exedra」さんは柏駅から歩いて5分ほどの場所にあります。

いい感じのアパートです!味がありますね!

ちなみに科学館になる前はこんな感じ。
東京大学の大学院生さんたちが古い空きアパートをDIYで科学館に改修したそうです。

入り口はこちらの縁側からとなります。
現在は予約制(https://airrsv.net/Exedra/calendar)で1組ずつの入館とのこと。(2022年2月現在)
ゆっくり説明を聞きながら展示物を見ることができます。

入館すると、係の方が案内してくださいます。
今回は東京大学大学院で宇宙の研究をされている長澤さんが案内してくださいました。
専門は宇宙、太陽の研究をされているそうです。

こちらは動物の骨や毛皮などが標本として展示されています。標本はExedraのみなさんも制作しているとのこと。
一番左に吊るされているのはサルの毛皮です。なんとなく面影がありますね。
一般的な科学館と比べて抜群に近い距離で見ることができます。

キジの迫力がすごいです!

こちらはキョンとアライグマの革、そして鉱物や岩石が展示されています。
鉱物や岩石、砂は顕微鏡で見ることもできます!顕微鏡で見た鉱物は実物よりさらにキラキラしていました。

こちらは海ゾーンです。よーく見ると何かに気づきませんか??

そうです。こちらはアパートの押し入れを改造しています。
この写真を見るとよくわかりますね!

こちらには貝や化石が展示されています。化石というとアンモナイトなどをイメージするかも知れませんが、実際には足跡や糞、葉っぱの化石もあるそうです。

こちらのテーブルには浜辺に打ちあがった貝殻などが展示されています。
みなさんも浜辺で貝殻集めたりしたことありませんか?

こちらにはハチ、サソリの標本、そして地震に関する展示。
サソリはブラックライトを当てると光るそうです。物陰で身を守る意味で光るのは不利なのになぜ光るのでしょうか…。

このほかにも科学に関する書籍等も多数展示されており、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

こちらはいつでも体験できるワークショップメニュー。思わず大人もやってみたくなるカリキュラムがいっぱい。
石を割って化石を取り出すこともできるそうです。夢が広がりますね!

そして最後はやっぱりお土産コーナー
白衣も発売しているそうです。(ただし120~160cmのみ。担当Iも欲しかったのですが残念です、、、)

館長の羽村さんの一押しアイテムはキョンの革で作られたカードケース。
ケースを開いたこの部分(矢印部分)がモフモフです!モフモフに癒されたい方はぜひ手に入れたい逸品。

館長の羽村さんによると「手作り科学館 Exedra」は、一般の方が研究者や科学を身近に感じていただくことをコンセプトに作られたそうです。
コンセプトの通り、科学を身近に感じられることはもちろん、日によっては第一線で活躍する現役の研究者の方がつきっきりで解説してくださるなんて贅沢ですよね!
今回は館長の羽村さん、大学院生の長澤さんともに宇宙がご専門とのことですが、専門分野に限らず展示の内容を分かりやすく説明していただきました。
日によって説明を担当される方も違うので、担当者さんごとの違いも楽しめるのではとのこと。
担当Iもリピートしてしまいそうです。

百聞は一見にしかず!ここまで読んで気になった方はぜひ「手作り科学館 Exedra」でたまには科学を囲んでみませんか!

DATA

●「手作り科学館 Exedra」
【住所】千葉県柏市末広町9-6 柏嶋屋荘
【開館】毎週土・日曜日 午前10時~午後5時
※入館の際はホームページからの事前予約(https://airrsv.net/Exedra/calendar)が必要です
【アクセス】JR柏駅 徒歩5分
【公式HP】http://selexedra.stars.ne.jp/
※2022年2月時点の情報です。

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