先日、JR東日本綾瀬運輸区発足10周年を記念し、運転士・車掌体験イベントが行われました。
綾瀬運輸区の中がお客さまに公開されるのはなんと初めて!
今回は、イベントの模様をご紹介いたします!
屋上見学
オリエンテーションが行われた後、一行は屋上へ移動。
綾瀬運輸区は常磐線と地下鉄千代田線が分かれる場所に位置しており、屋上からは多数の電車たちを見ることが出来ます。

そしてなんとこの日はTRAIN SUITE 四季島の運転日!
ということで、ご参加の皆さまとイベントスタッフ一同で「四季島」を全力でお見送りさせていただきました。

また、屋上見学の合間には乗務員の寝室を使用した起床装置の体験も。

体験いただいた方からは、「意外と寝心地が良い」「これは確実に起きられる気がする」「頭の位置が膨らむと思ったらその位置が膨らむんですね!」などの感想が。
ちなみに起床装置はJRE MALLでも販売されているそうです。ご興味のある方はぜひ検索をしてみてはいかがでしょうか。
…宣伝失礼しました。
運転士体験
屋上見学が終わった後は、グループごとに分かれて各種体験の時間となります。
運転士体験では、制服を着用し、実際に運転士の訓練で使われているシミュレータで運転操縦を体験できます。

実際に常磐線各駅停車に乗務する運転士からレクチャーを受けながらのシミュレータ体験。
レクチャー無しで完璧に操る方も…。もしや本職の方だったのでしょうか。
訓練に使用しているシミュレータですので、運転操縦だけでなく、様々なイベントも…。
詳細はご想像にお任せします。
綾瀬運輸区クイズ
運転士体験をお待ちの間にはクイズコーナーも。
3枚の写真から区長を見つけるというユニークなクイズから、以下のような難問まで、バラエティに富んだ問題揃いでした。

皆さま、答えはわかりますでしょうか。筆者は全くわかりませんでした。
さらに、クイズの後には試験官の資格もお持ちの方から運転士試験に関するこぼれ話も…。
「車両によるクセの覚え方」など、ここでしか聞くことができない話もたくさん伺うことが出来ました。
乗務員の仕事紹介
「乗務員の仕事紹介」のコーナーでは、一日の勤務の流れや勤務開始前の点呼の様子、実際の乗務中の様子などを動画や写真を交えながら紹介。
さらに、乗務員が持っている鞄の中身も公開!
様々な装備(!?)を持ち歩いているんですね。

車掌体験
車掌体験では、訓練用のシミュレータを使ってドアの開け閉めや放送などを体験。
さらに、現役乗務員から「ドア扱いが難しい駅」や「ホームドアの種類の違い」「各社の車両による特徴」などの話も。
常磐線各駅停車は3社の車両、3種類のホームドアが存在しているので、それぞれの取扱いや違いを覚えるのも大変なのですね。

記念品
最後に、今回のイベント参加者にプレゼントされた記念品をご紹介します!

ちなみに白手袋は現役乗務員が使用しているものと同じものだそうです。
いかがだったでしょうか。
記事の都合上、ご紹介出来た内容はイベントのほんの一部でした。
この記事をお読みいただいてイベントに興味を持たれた方、ぜひ今後開催される乗務員体験イベントに参加してみてはいかがでしょうか…?
※写真はイメージです。
※本記事は、イベントにご参加の皆さまおよび綾瀬運輸区社員の許諾を得て作成しています。
(掲載の内容は2022年3月現在の情報です)