「小堀の渡し」
皆さまは読めますか?
正解は、「おおほりのわたし」と読みます。
小堀の渡しは、取手駅近くの乗船場と利根川を挟んだ対岸(小堀地区)など、3箇所を結ぶ渡し船として定期運航されています。利根川の水流を間近に感じ、更に取手の自然に触れることができる観光船です。生活の足としても利用されている渡し船として、取手市が運航しています。
今回は、駅から徒歩10分で体験可能な船旅を少しだけご紹介します。
東口の改札を抜け右手へ進むと、ほどなく利根川の河川敷に到着します。
この河川敷は、「取手緑地運動公園」といい、広々とした公園内には野球のグラウンドやバスケットゴールが整備され、取手市の皆さまの憩いの場となっています。
この公園の一角に「小堀の渡し 取手ふれあい桟橋」という船着き場があります。
駅の改札から歩いて10分程で、船に乗れてしまいます。
記事トップの写真は、実際に運行されている小堀の渡し「とりで号」です。
現在運行されているとりで号は令和2年3月に就航した新船で、取手市の鳥であるカワセミにちなんだ鮮やかなカラーリングが目を引きます。定員12人と小ぶりな船ながらも、前方に設置されているフライングデッキは開放感に溢れており、本格的な船旅を楽しむことが出来ます。


「取手ふれあい桟橋」「取手緑地運動公園駐車場前」、対岸の「小堀」の3地点を結ぶこの渡船は、約50分で1周し、乗船地点まで戻ってくることが出来ます。
船で川を渡って周辺を散策するもヨシ、1周ぐるりと乗船して非日常感溢れる船旅を味わうもヨシ!楽しみ方は無限大です。
是非、利根川から取手を観る手段として、「小堀の渡し」を一度利用してみませんか。
DATA
●小堀の渡し
(最寄り乗船場の場合/取手ふれあい桟橋)
住所:茨城県取手市取手1
アクセス:取手駅東口から徒歩約10分
運休日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
運航開始:大正3年
※ご乗船には所定の料金がかかります。
運航時間や乗船場などの詳細は、取手市ホームページをご参照下さい。
取手市/小堀の渡し(おおほりのわたし) (city.toride.ibaraki.jp)
※乗船の際は新型コロナウイルス感染症対策にご協力をお願いします。
(掲載の内容は2022年8月現在の情報です)