2023年1月13日(金)より、3月6日(月)まで、鉄道開業150年「JR東日本 懐かしの駅スタンプラリー」を開催します!
本記事では、常磐線沿線に設置されるスタンプと、モチーフとなった場所をご紹介します。
前編はこちらから
⑧ 北千住駅
北千住駅のスタンプは「荒川と隅田川に囲まれた川の街」。

江戸時代には四大宿場町として発展した北千住。
今では首都圏有数のターミナル駅として、人々を支えています。
また、街の近くに川の景色があるのも北千住の魅力。
荒川土手は散歩やジョギングを楽しむ方も多く、憩いの場となっています。

地味につくばエクスプレスの車両と特急ひたちが写り込んでいるのですが、ご覧いただけますでしょうか…。
⑨ 松戸駅
松戸駅のスタンプは「野菊の如き…青春文学散歩の駅」。

伊藤左千夫の小説「野菊の墓」で舞台となった「矢切の渡し」がモチーフになっています。

矢切と対岸の柴又を結ぶ情緒たっぷりの木製の渡し舟は、訪れる人々の気持ちをのどかにさせてくれます。
川面を渡る手漕ぎの舟や、ヒバリ、ユリカモメの声などは、”残したい日本の音風景100選”に選ばれました。
(松戸市観光協会HPより引用)
皆さまもぜひ矢切の渡しで歴史を偲んでみませんか…?
DATA
●矢切の渡し
【運航日】3月中旬から11月:毎日
12月から3月上旬:土曜・日曜・祝日のみ
※1月1日から7日、帝釈天縁日は運航
※荒天の場合は運休(その他不定休あり。要電話確認)
【電話番号】047-363-9357(事務所)
【運航時間】10:00~16:00
【アクセス】松戸駅西口より京成バス「矢切の渡し入口」下車徒歩15分、または「矢切の渡し」下車すぐ(※土・日・祝のみ)
⑩ 新松戸駅
新松戸駅のスタンプは「路線が立体交差している駅」。

新松戸駅は武蔵野線の開通に伴い1973年に開設された、常磐線の日暮里~取手間では最も新しい駅です。
今年でなんと開業50周年!

今年、大きな節目を迎える新松戸駅へぜひお越しください。
⑪ 柏駅
柏駅のスタンプは「日本一のかぶの名産地の駅」。

特産品である「かぶ」と、あけぼの山農業公園が描かれています。

柏市を代表する野菜の一つである「かぶ」の旬は12月から3月頃。
甘みがあり、生でも食べられるのが特徴です。
あけぼの山農業公園では「かぶ」を使ったスイーツなども販売されています!
ぜひ柏市の「旬」をお楽しみください。
DATA
●あけぼの山農業公園
【住所】〒277-0825 千葉県柏市布施2005-2
【開館時間】9:00~17:00
【アクセス】我孫子駅北口より阪東バス「あけぼの山農業公園」行きで終点下車、徒歩1分
※閉園日は「あけぼの山公園入口」行きとなります。
【公式HP】https://www.akebonoyama-nougyoukouen.jp
⑫ 我孫子駅
我孫子駅のスタンプは「野鳥と手賀沼の駅」。

四季折々の景色や鳥たちを楽しむことのできる手賀沼。
常磐線を代表するスポットの一つであると言えるのではないでしょうか。

遊歩道も多数整備されており、自然の中を散歩することもできます。
我孫子にお越しの際はぜひ手賀沼もお楽しみください。
⑬ 取手駅
取手駅のスタンプは「相馬霊場と利根川の駅」。

利根川を渡り、茨城県に位置する取手駅。
吉野川沿いの霊場を利根川縁に移すという構想によって開基された新四国相馬霊場八十八ヶ所巡りや、とりで利根川七福神など、さまざまな形でまち歩きを楽しむことが出来ます。

また、小堀の渡し(おおほりのわたし)などを利用することで利根川の風景を楽しむこともできます。
取手にお越しの際は、ぜひ徒歩や船などで街を楽しんでみてください。
「とりで利根川七福神」と「小堀の渡し」は取手駅社員が過去に記事を執筆しております。
こちらもぜひ。
とりで利根川七福神を巡る
https://jobansenknow.jp/2195/
小堀の渡し~豊かな水流の利根川から取手の自然に触れてみませんか。~
https://jobansenknow.jp/1890/
⑭ 牛久駅
牛久駅のスタンプは「牛久沼とかっぱの碑の駅」。

牛久沼の河童伝説は小川芋銭の「河童松」によって全国に紹介されました。
様々な伝説が残る牛久沼周辺には、「かっぱ」に関する様々な史跡が残されています。

DATA
●雲魚亭(小川芋銭記念館)
【住所】〒300-1223 茨城県牛久市城中町2690-3
【開館日】土曜日、日曜日、祝日のみ(ただし12/28~1/4は休館)
【開館時間】9:00~17:00(4/1~9/30)
9:00~16:00(10/1~3/31)
【アクセス】牛久駅西口からコミュティバスかっぱ号(刈谷城中ルート)に乗車、「かっぱの碑入口」バス停下車、徒歩約3分
【公式HP】https://www.city.ushiku.lg.jp/page/page000312.html
⑮ 土浦駅
土浦駅のスタンプは「筑波研究学園都市の駅」。

つくば市にある「松見公園」がモチーフとなっています。

高さ45メートルの展望塔に登ると、筑波研究学園都市から筑波山まで360度のパノラマが楽しめます。
何度訪れても飽きの来ない場所です。
DATA
●松見公園(休館日、開館時間は展望塔のものです)
【住所】〒305-0005 茨城県つくば市天久保1-4
【休館日】第2・第4月曜日及び12/29~1/3は休塔
【開館時間】9:00~17:00
【アクセス】土浦駅から関鉄バス「筑波大学病院」「つくばセンター」「石下駅」行き等に乗車、「つくばセンター」下車徒歩約10分
番外編 仙台駅
今回の「懐かしの駅スタンプラリー」では、50駅に加えたさらなるチャレンジが!
その名も「東北・信越周遊篇」。
常磐線関連では、仙台駅もスタンプ設置駅となっています。
そんな仙台駅のスタンプは「杜の都と七夕まつりの駅」。

やはり仙台といえば七夕まつりが有名ですね。
しかしながら「仙台七夕まつり」が行われるのは毎年8/6~8の3日間だけ。
このスタンプラリーの時期には七夕まつりを見ることはできない…。
と思ったそこのあなた。
季節を問わず七夕飾りを常設展示している場所があるのです。
それが「七夕ミュージアム」。

かまぼこをはじめとした宮城の食や文化を満喫できる「鐘崎総本店 笹かま館」に隣接されているこの七夕ミュージアムは、日本ではじめて七夕飾りを常設展示した施設として知られています。

館内には、現在主流の優美な七夕飾りだけではなく、藩政期や明治・大正時代の七夕飾りも再現。貴重な七夕飾りを見て触ることもできます。
ぜひ仙台にお越しの際は、実際の七夕飾りも眺めてみてはいかがでしょうか。
同時にお隣の「鐘崎総本店 笹かま館」で宮城県の食を満喫したり、笹かまづくりなどを体験してみるのも、旅の思い出の一つになるのかなと思います。
DATA
●鐘崎総本店 笹かま館
【住所】〒984-0001 宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
【営業時間】9:30~18:00
※変更される場合もあります。詳しくは公式HPをご覧ください。
【アクセス】仙台駅から地下鉄東西線「荒井駅」下車、市営バス16系統「若林体育館・東部工場団地経由 鶴巻循環」行きまたは18系統「岡田・新浜」行きで「卸町東五丁目北」下車すぐ
【公式HP】https://www.kanezaki.co.jp/
※記載の内容は2022年12月現在の情報です。
鉄道開業150年のフィナーレとして行われる「懐かしの駅スタンプラリー」。
スタンプのモチーフとなった場所を訪ねることで、スタンプラリーがより楽しくなります。
「わたしの旅」スタンプが設置されていた頃の時代を思い出しながら旅をするもよし。
鉄道と共に生きてきた街の歴史に触れるもよし。
沿線の名産、グルメに舌鼓を打つもよし。
皆さまがスタンプラリーにご参加いただき、鉄道や地域を楽しみ、「これからの150年」に思いを馳せていただけることを願っております。
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※2022年12月現在の情報です。
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