風車と季節の花々で別世界! しかも無料! 出来れば教えたくないリフレッシュスポット〜「あけぼの山農業公園」

見事なウメの花に、ついスマホのカメラを起動

天気がよくなると「あけぼの山農業公園」に行きたくなります。季節ごとに花が咲き、芝生の広場ではゆったりできて、取れたての農産物も買うことができる。そしてなんと!なんと!入園料・駐車場が無料(一部有料の施設あり)!!  こんなにリフレッシュできてタダなんて、なんとすばらしき公園! 3月上旬はウメが見頃と聞いたので早速行ってきました。

今の時期は美しい紅白のウメが咲きこぼれていました!

ゲートの先の林を抜けると、丘陵の斜面に白色から濃いピンク色まで約20種類のウメが咲き誇っていました。柔らかい香りとかわいらしい花、芸術的な枝振り……と、無心で写真を撮っている人もたくさんいました。
足元には水仙が可憐な花を咲かせていたし、早咲きで有名な河津桜も咲いていました。まさに春!

外国ではありません。柏市です。

ビオラと風車…まさにインスタ映え抜群の風景。

芝生広場を進み、見えてくるのは、なんと大きな風車。周囲に遮るような大きな建物はなく、なんだか外国に来たような錯覚に陥ります。

ここ風車広場は広さが約1.2ヘクタールあり、チューリップやヒマワリ、コスモスなど季節の花々が咲き、冬はイルミネーションと四季を通じていつでも楽しめます。

周囲に大きな建物もなく、かなり目立つ風車。

1994年に開園したこの公園は、そもそも柏市の農業研修センターと農地でした。当時、観光資源が乏しいと考えていた柏市は、観光拠点として、農地の一部をいつでも花が楽しめる花畑に整備した、というのが始まりです。

では「なぜ風車があるの?」という問いですが、詳しいことは分からないそう。たぶん、当時の市職員が「目玉になるものを」と考え、花畑に似合うものとして風車を造ったのではないか、と推測しました。

花の管理は地元の農業団体が担当し、公園にはなんと樹木医もいるとか。 また、カブ、ネギ、ホウレンソウは全国でもトップレベルの収穫量を誇る柏市。「農産物も柏市の魅力!」と知ってもらうため、近くには「トマトハウス」という直売所もあります。やっぱり取れたて野菜はおいしいですね。

風車があって、花畑の隣にネギ畑も広がる、そんな“映える”、ちょっとほほ笑ましい公園。しかも無料! また近々行ってこようかなあ、って思いました。

DATA

●あけぼの山農業公園
【住所】柏市布施2005-2
【開園時間】9:00〜17:00
【休園日】月
【入園料】無料(一部、施設有料)
【アクセス】JR我孫子駅から阪東バス「あけぼの山公園入口」行き15分の「あけぼの山公園入口」下車、徒歩7分
【公式HP】http://www.akebonoyama-nougyoukouen.jp/
※2021年3月時点の情報です。

タグ

関連記事

TOP