普段、池と沼と湖の違いなんて意識しないですが、手賀沼を改めて見て思いました。手賀沼って沼なの、湖じゃないの??

さっそく、国土地理院のホームページを調べました。以下、抜粋です。
〇池・沼・湖を厳密に区分することは困難
〇スイスの湖沼学者 フォーレル(1841-1912年)によると、次のように区分しています。
湖・・・水深が大きく、植物は湖岸に限られ,中央の深部に沈水植物がない
沼・・・湖より浅く、最深部まで沈水植物が繁茂する
池・・・通常湖や沼の小さなものをいい、特に人工的に作ったもの
えっ、沈水植物があるかないかの違い??しかも、明確な大きさの基準もないの??
さらに読み進めると、気になる記述もありました。
〇地域の資源としてイメージアップするなど、呼称の変更(沼 →湖)もあり、旧地名から考察する必要あり
イメージアップために改名が可能とのようです笑。「手賀沼」も「手賀湖」にした方がイメージアップのためにとした方がよいということでしょうか??そもそも「手賀沼」だとイメージが悪いということでしょうか??
また、ダムにより出来た池でも「○○湖」と名前がつけられており、上記の区分と関係なく,その土地で実際に呼ばれている名称が一般的な地図には記載されているとのことです。
確かに、池より、湖って言った方が、なんとなくイメージがいいような気もしますが、「手賀沼」は「手賀沼」であり、今更「手賀湖(てがこ)」と言われてもしっくりこないですもんね。ちなみに同じく国土地理院のホームページで見つけた、日本の湖沼面積ベスト5です。
- 琵琶湖(滋賀県) 669.26㎢
- 霞ヶ浦(茨城県) 168.1㎢
- サロマ湖(北海道)151.63㎢
- 猪苗代湖(福島県)103.24㎢
- 中海(島根県) 85.74㎢
「湖」に「浦」と「海」まで混じってる。。。きっとそれぞれの湖沼に歴史があり、呼称がついたということでしょうね。詩人の金子みすゞさんの「みんなちがってみんないい」という言葉を思い出しました。